IT'S JUST LOVE ソフィ・エブラード KG+

 

IT’S JUST LOVE 
ソフィ・エブラード Sophie Ebrard
 
KG+  KYOTOGRAPHIE サテライトイベント
 
 
フランス人写真家が写真を通して論考する性産業と人々の関係。
ポルノの撮影現場で働く人々の人間性に焦点を当て
その極めて美しくエロティックな様相を明るみに出す。
 
 
 
 

It’s Just Love ©Sophie Ebrard


 

会場
FRANK WORK STUDIO
600-8804 京都市下京区中堂寺前田町9-9

会期
2017年4月15日 ー 5月7日 13:00-19:30
招待日:4月12日、4月13日、4月14日

イベント
アーティスト・トーク
日時:TBA 参加費:¥500

ソフィ・エブラード Sophie Ebrard sophieebrard.com
1976年フランス生まれ、ロンドン、アムステルダムを拠点に活

 
 

 
 
今年も4月15日より、桜の季節の京都で、
「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭2017」が開催されます。
TRAUMARISはサテライトエキジビション KG+にて
フランス人女性写真家ソフィ・エブラードの個展
「IT'S JUST LOVE」に広報協力しております。
 
エブラードは4年にわたり世界各地でポルノの撮影に密着し、
出演者たちの親密なやりとりの瞬間と人間性に焦点を当て、
密室の戯れやかけひきを描いたルネサンス絵画のように
詩的で端正な様相を写し出しました。
 
洗練されたシックネス(Chicness)につらぬかれるそのイメージは
作家のアパートと同じ装飾を施した設えのなかで
電話から聴こえる囁きやムーヴィーと共に展示され、
ポルノグラフィの概念に新たな息吹を与えます。
 
アーティスト公式サイト
 
作品について解説するエブラード(動画)
 
会期中のご来場を心よりお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
 
住吉智恵
アートプロデューサー
TRAUMARIS
 
 
プレスリリースより
 
 
ポルノは現在、世界で最も大きく収益性の高いマーケットの1つだ。しかし、その業界と作品は依然として批判とタブーにさらされている。フランス人写真家ソフィ・エブラード(Sophie Ebrard)は、カメラの前にいる個人個人の人間性を引き出すことで、このビジネスのより軽やかな側面を照らし出す。彼女は4年間にわたり、ポルノ映画の監督ガズマン(Gazzman)を追って、世界中の撮影現場を写真におさめた。
 
結果、そこにはポルノを取り巻く凡庸なイメージも、性的悦楽さえもむしろほんのわずかしか存在しない。 「It's Just Love」は、コンポジションの研究であると同時に、性産業における人間関係の論考でもある。 長時間の撮影の眩い光の中で、私的な瞬間と洗練されたコンポジションを照らし出し、ポルノというジャンルの固定概念を覆す。エブラードの偏見のない視点は彼女の作品をより率直でユニークなものにしている。 
アムステルダムのフォトフェアUnseenにおいて、ロデリック・ファン・デル・リー(元Unseenフォトフェアのディレクター)のキュレーションで2015年にプレミアを迎えた「It's Just Love」。本作は、ポルノやセックス産業とそこにいる人々の関係を写し出す。彼女のとらえた一連のアナログ写真は、業界の明かされていない側面に焦点を当て、極めて詩的で、美しく、人間味のある瞬間を明らかにする。
 
エブラードの偽りのないアプローチによって「It's Just Love」が浮き彫りにしたものは、性産業の外からは見えない内側にある世界を伝える力強い証言ともなる。このシンプルでオーセンティックなシリーズは、現場において撮影の前後に垣間見られる出演者たちのごく普通の日常的なやりとりの瞬間を露出させる。
セックス産業に向けるエブラードの眼差しは既成概念を爽快に打ち破り、率直で、圧倒的な美しさに溢れたルネサンスの絵画を思い起こさせる。
 
「It's Just Love」の撮影において、エブラードは創作のプロセスを対象となる被写体に合わせていく中で、これまでと異なる視点で作品を捉えることとなる。彼女はアナログフィルムを使用して、ただ単に瞬間を捉える行為を超えた、それぞれの瞬間に潜む独自性を掴んでいった。物語を綴るように愛情をもって、エブラードは自身のメッセージを強調し、親密な雰囲気を生み出すインスタレーションをつくり出した。
 
エブラードは写真の技術と共に、空間デザインのアートを駆使し、あらゆる感覚を呼び起こす先鋭的なセッティングによって、ポルノグラフィを捉え、息吹を与えた。テクスチュア豊かな壁紙、優艶な動画、部屋の片隅にあるヴィンテージの電話機からは詩の囁きが聴こえ、全てのディテール、あらゆる音やイメージがそれぞれに独自の意味を放つ。
 
「It's Just Love」は、展覧会という範疇を超えて、私たちが画面上でしか観ることのない世界の奥へと探検する旅となり、性産業の知られざる魅力的な一面に触れる機会となるはずだ。
 
 
開催概要
It's Just Love 
ソフィ・エブラード展 
 
入場料500円
2017年4月15日(土) – 5月7日(日)
13:00 – 19:30
〒600-8804京都府京都市下京区中堂寺前田町9-9 
FRANK WORK STUDIO
 
 
 
 
ソフィ・エブラード (Sophie Ebrard)
 
フレンチ アルプス生まれ。独学で写真家、ディレクターとなる。キャリアの始まりは広告業界の煌びやかな光の中であるが、10年を経た後、それまで築き上げた肩書きを捨て、大胆にも写真への愛を貫く決心をする。初個展は世界的にも著名なアムステルダムのフォトフェア、Unseenにおいてのお披露目となった。写真家本人の私邸を展覧会場とし、「It's Just Love」はメディアからも国際的注目を集めた。
ごく最近では、ソフィの作品はロンドンナシ ョナルポートレートギャラリーに於けるイギリス有数の写真賞である、テイラー・ウェッシング・ポー トレート写真賞(Taylor Wessing Photographic Portrait Prize)の参加作品の一つとなった。
sophieebrard.com
 
 
 
KG+ KYOTOGRAPHIE サテライトイベント
 
KG+は、これから活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的に、2013年よりスタートしたアートプロジェクトである。KG+は、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭と連携し、同時期に開催することで、国際的に活躍する写真家やアーティスト、国内外のキュレーター、ギャラリストとの出会いの場と国際的な情報発信の機会を提供する。5回目となる2017年は、Award / Solo Show / Group Show /Special Exhibition /Associated Program の5つから成る写真展プログラムが開催される。国際色豊かなフェスティバルとなる要素として京都から新たな才能を国際的に発信することを目指すと共に、世界を舞台に活躍する意欲ある参加者を広く募集。また、市民参加型のプログラムを実施し、日常的にアートに親しむ状況をつくり出す。京都市内各所で開催する多様な表現が地域と人々をつなげ、新たな交流や発見がうまれることを目指している。
 
 
 
アムステルダム Unseen  フォトフェスティバル
 
Unseenは2012年にアムステルダムのFoam フォトグラフィーミュージアムによって設立された、アムステルダムに拠点を置く国際写真フェアとフェスティバル。 世界各地から53のギャラリーを迎え、未公開の写真作品に焦点を当て、新進のアーティストから、すでに確立された才能まで、幅広い作品を展示する。ヨーロッパにおいて有数の写真祭の1つであり、Unseenはアーティスト、キュレーター、コレクター、写真愛好家が一堂に会するフェアとなっている。 このイベントでは、展覧会のみならず写真に関する講演会等も開催される。