8月27日(土)
青山健一 絵画展 関連企画
絵と音楽と言葉のパフォーマンス その1
渋さ知らズ・アオケンの展示企画・第1弾は、
映画「地球で最後のふたり」「インビジブルウェーブ」脚本でも知られる
タイの作家 プラーブダー・ユンのポエトリーと、
チュニジアでウードを研鑽した音楽家 kawolの揺れるギターとの初顔合わせ。
3人の疾走感、寂寥感、無常感がつくりだす波紋はどこへむかう?
さらにMOTで個展「シンセシス」開催中の名和晃平が
初体験のビデオドローイングでとびいり参加。
TRAUMARISならではの相互反応にご期待下さい。
日時:8月27日(土)
19:00 開場 20:00 開演
出演:プラーブダー・ユン(タイの作家/脚本家/アーティスト)
kawol(シンガーソングライター/ギタリスト)
青山健一(ビデオドローイング)
名和晃平(ビデオドローイング?)
料金:2000円(1ドリンク込み)
予約:info@traumaris.jp
プロフィール:
プラープダー・ユン( ปราบดา หยุ่น)
http://www.typhoonbooksjapan.com/
http://www.typhoonbooksjapan.com/authors.html
1973年タイ・バンコク生まれ。小説家、グラフィックデザイナー、映画脚本家。
2002年に東南アジア文学賞受賞。
ネーション・マルチメディア・グループの経営者、編集者でもあるスッティチャイ・ユンと、雑誌『ララナー』(ลลนา)の編集長をしていたナンタワン・ユン(นันทวัน หยุ่น) の息子として生まれる。幼名はクン(คุ่น)。テープシリン中学校(โรงเรียนเทพศิรินทร์)卒業後に渡米し、1997年にニューヨークのクーパー・ユニオン芸術学部(Cooper Union School of Art)を卒業。1998年、タイ王国軍の兵役に就くためにタイに戻るまで、ニューヨークマンハッタンでグラフィックデザイナーとして活動。兵役終了後、様々な雑誌で短編やコラムを書き始め、短編集、エッセイ集、小説などを出版し始めている。テレビ番組の脚本も行い、タイの絹織物商ジム・トンプソン失踪に関するストーリーの「絹の結び目(ปมไหม:Silk Knot) 」を製作。また映画脚本も書いており、ペンエーグ・ラッタナルアーン監督による『地球で最後のふたり』(2003)、『インビジブル・ウェーブ』(2006)も手がけた。2002年、29歳の時に『存在のあり得た可能性』で東南アジア文学賞を受賞。2004年には、タイ政府文化省芸術局の依頼により、スマトラ沖地震に関する作品を作成。同年に出版社タイフーン・ブックスを設立。国際交流基金「Have we met?」展キュレーション。2003年から2007年まで雑誌『EYESCREAM』にてエッセイを連載。2008年5月より『エスクァイア』誌でエッセイを連載。2010年、gallery/gm tenにて、ウィスット・ポンニミット(タム)とのライヴパフォーマンスと個展を開催。近年の主な作品にエッセイ集『座右の日本』、短篇小説集『鏡の中を数える』。現在、日本での体験をモチーフに新作小説を執筆中。
kawol(秋元カヲル)
http://www.youtube.com/user/kawolofSamarkand
初めて耳を傾けた「音楽」は、短波ラジオを通して聞こえて来たノイズ の波。
12才で歌とギターを、14才で作曲を始める。気がつけば「アラブ古典音楽とその楽器ウード研鑽の為」と称して1989 年チュニジアに降り立ち、そのまま1年程遊学。(それらを、彼の地の巨匠アリ・スリティ氏に師事する機会を得る)。チュニジアに留学してウード(アラブの弦楽器)を学び、今は独自の音楽世界を構築している。ギターをウードの調律で弾く独特の音色は、非国籍音楽の情感に溢れている。いろいろな出合いの中で、スタジアム、劇場でのコンサート、国営TV番組等に出演。帰国後は秋元カヲル名義で様々なアーティスト達とのレコーディング、コンサート、TVラジオ等のメディア出演にギタリスト、アレンジャー、作詞家として参加。作曲家として映画のサウンドトラック等も手がける。EPOや、あがた森魚らとのジョイントや、2011年1月に奇跡の初来日を果たしたサイモン・フィンの、TRAUMARISでのアンプラグドライヴではオープニングアクトとしても注目された。同じくTRAUMARISにて、来る8月3日、来日中のデヴェンドラ・バンハートのチャリティライヴでもオープニングアクトを務める。