2012年3月アーカイブ

 

 

小町渉 新作コラージュ展

WATARU KOMACHI Recent Works
VERY STICKY FINGERS VOL.

4月18日(水)~5月1日(火)

TRAUMARIS|SPACE

 

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小町渉は、東京とパリの2都市を拠点に、アートとプロダクトとファッションの領域を自由自在に行き来する作品を制作してきました。著名なアートコレクターでもあった故デニス・ホッパーにその才能を見出されたことからアーティスト活動をスタート。2000年、クラシックなアームチェアなどの中古家具の張り地を、シルクスクリーンによるハンドプリントのオリジナルファブリックに張り替えた作品を発表。HERMESの現アーティスティックディレクターを務めるデザイナー、クリストフ・ルメールより協同制作の依頼を受けたパリでの個展を契機に、ヨーロッパ進出を果たしました。

「ギターの3コードみたいに、シンプルで、最大の効果のある方法を選んだ」という小町の作品は、ありふれたプロダクトにパンクスピリットをエレガントなやり方で注入する独自のアプローチによって生み出されます。デュシャン以来のレディメイドとサンプリング&リミックスの現代芸術史において、ミュージシャン出身である小町のスタンスと関連の深い作家を挙げるとすれば、グラスゴー出身のジム・ランビーでしょう。ジム自身が「寝室のベッドの上でこしらえるハンドメイドの儀式」と呼ぶ、ティーンエイジの頃から変わらない「感触」がもっとも煌めいているのが、小町がデビュー以来、日常のストレッチのようにつくり続けるコラージュ。一見イージーな手法のようで、都市的なセンスと即興的スタイルが決め手となるコラージュの新作を2012年、3回にわたり発表いたします。

 

●展覧会タイトル:

 

WATARU KOMACHI Recent Works

VERY STICKY FINGERS VOL.2

小町渉 新作コラージュ展
 

会期:2012年4月18日(水)~5月1日(火)第2回

 

   *第3回の会期は未定。

 

会場:TRAUMARIS|SPACE

   〒150-0013 渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 3F 

   TEL 03-6408-5522 月曜休

   16:00-24:00(日曜14:00-22:00)

   URL:http://www.traumaris.jp

 

問合せ:info@traumaris.jp

 

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ARTIST’S PROFILE
 

小町渉  Komachi Wataru

東京都出身。アーティスト。

デニス・ホッパー監督「ラストムービー」パンフレットへのコラージュ作品を依頼され、その作品がアートコレクターとしても有名なホッパー氏の目にとまり、彼のコレクション作品となる。
その際、ホッパー氏のロスアンジェルスにある自宅兼オフィスを訪れ、彼の膨大なアートコレクションに刺激を受け、本格的にアートの世界へ身を置く。

2000年、DEEP galleryにて個展を行う。中古家具をリメイドした作品が話題となる。
同年、仏ファッションデザイナー、CHRISTOPHE LEMAIRE氏(現エルメス アーティスティックディレクター)とのコラボレーション展「WATARUKOMACHI@CHRISTOPHE LEMAIRE)をパリにて開催。この展示を機に本格的に海外へと進出。

以降、パリのセレクトショップ Colette/パリの老舗デパート(ボンマルシェ)/ロンドンのセレクトショップ
THE PINEAL EYE等、高感度な現場での展示発表が続く。
2001年、米オルタナティブ.ミュージックアーティストBECKのヨーロッパツアー・オフィシャルT-シャツのデザイン及びツアータイトル「PLASTIK KOSMOS TOUR」タイトルを考案する。

2008年には松屋銀座との全館フロアを使用した大規模コラボレーション「WATARU KOMACHI X MATSUYA GINZA(ギンザリミックス)」を行う。

2010年(アルフレッドダンヒル)初の試みである世界4都市同時開催DUNHILL アーティストウィンドウプロジェクト東京代表に選出される。

 

受賞歴________________________________

2005年 デザインタイドTOKYO 第1回「BEST TOKYO DESIGN」受賞

2009年 日本メンズファッション協会MFU 第6回「ベストデビュタント賞」ARTIST部門受賞

 

主な展示_______________________________

2000年 DEEP  (東京)

2000年 コレット(PARIS)La Plages展group show

2000年 クリストフ・ルメール(PARIS) wataru komachi@christophe lemaire展

2001年 ボンマルシェ デパート(PARIS) exposition collections particulieres展group show

2001年 スピークフォービル  株アバハウス(東京)

2001年 ザ.パイナルアイ (LONDON)

2005年 BIJOUX 丸ビル  株H.P.FRANCE (東京)

2005年 ザ.パイナルアイ(LONDON)

2006年 CIBONE青山(東京)

2007年 国立新美術館 sft gallery (東京)from tokyo展group show

2008年 CALM&PUNK gallery (東京)

2009年 TOKYO HIPSTERS CLUB 株ワールド(東京)

2010年 ROCKET (東京)

2010年 「小町渉meets谷岡ヤスジ展 アサーッ!Let’s Do It Again」 協力Sony Digital Entertainment /谷岡プロ/株ワールド

2010年 LONDON CALLING 巡回展group show (東京) RayLowry 財団

2010年 GALERIE AGATHE HELION & CLEAR (PARIS)URBANITY展 group show

2010年 アートフェア東京
S-des gallery.株式会社ソニー.デジタルエンタテインメント.サービスより出展

2011年 アサヒビール大山崎山荘美術館 (京都)「かんさいいすなう- 人はすわって考える?大山崎山荘にすわろう」展 出展

2012年 TRAUMARIS|SPACE(東京)「VERY STICKY FINGERS VOL.1-3」

    CLEAR EDITION & GALLER(東京)「A WHITER SHADE OF PALE」

 

 

Biography

 

WATARU KOMACHI

born in tokyo

artist

Komachi style is “CROSSOVER”art+fashion+product…….

komachi has shown his work predominately in tokyo and paris,at edgygalleries & hot spaces like

THE DEEP GALLERY(tokyo):CHIRISTOPHE LEMAIRE(PARIS):Colette(paris):THE PINEAL EYE(london):(BECK)europe tour t-shirts designed:Le Bon Marche Department(paris):Matsuya Ginza Department(tokyo) etc.

2010 ALFRED DUNHILLlocal artist project TOKYO

2010 art fair tokyo (from s-des gallery. SONY digital entertainment)

[AWARDS]

2005.DESIGN TIDE TOKYO(BEST TOKYO DESIGN)

2010. MFU (BEST DEBUTANT OF THE YEAR )

[SELECTED EXHIBITION]

2000. THE DEEP GALLERY (tokyo) solo .bc/ad

2000.COLETTE (paris) group show.la plages

2000.CHRISTOPHE LEMAIRE (paris) solo.
wataru komachi@christophe lemaire

2001. LE BON MARCHE DEPARTMENT (paris) group show.
exposition collections particulieres

2001. SPEAK FOR Bldg (tokyo) solo.kiss the carpet

2001. THE PINEAL EYE (london) solo.shake out the ghost

2002. LACOSTE 12.12 PROJECT (tokyo) group show.

2005.THE PINEAL EYE (london) solo.god save the kate moss

2006.CIBONE GALLERY (tokyo) solo.

2007. THE NATIONAL ART CENTER TOKYO.SFT GALLERY (tokyo)
group show.from tokyo
2008. CALM&PUNK GALLERY (tokyo)solo.fuck forever

2009. TOKYO HIPSTERS CLUB (tokyo) solo.rock is my religion

2010. ROCKET GALLERY (tokyo) solo.pussy eye

2010. LONDON CALLING Detour Exhibition (tokyo) group show:by Ray Lowry Foundation

2010.GALERIE AGATHE HELION & CLEAR(PARIS)group show:URBANITY

2011.ASAHI BEER OYAMAZAKI VILLA MUSEUM OF ART (KYOTO) group show

2012.TRAUMARIS|SPACE(Tokyo) VERY STICKY FINGERS VOL.1-3

   CLEAR EDITION & GALLER(tokyo)「A WHITER SHADE OF PALE」

 

 

TEXT

 

PLASTIC DAYDREAM

 

住吉智恵 CHIE SUMIYOSHI

 

 私たちは誰もがそれぞれの10代の頃の“感触”(タッチ)に瞬間移動する、自分だけの装置をもっている。音楽はもちろん、そのもっとも手軽に触れられるスイッチだ。なかでも1970年代後半に10代を過ごした者の多くにとって、パンク・ミュージックはまちがいなくカンタンに、あの“感触” (タッチ)を再起動する装置である。

 ミニマルセットのドラムから叩き出される疾走するビート。昨日覚えたばかりのように3コードをかき鳴らすギター。痛いほど尖り、切ないほど傷んだシャウト。安っぽくて儚い、ティーンエイジャーの白昼夢が、方向性もなく、ただ衝動にまかせて加速していった。ロンドンの掃き溜めから生まれ、ニューヨークへ渡って倦怠と虚飾に彩られ、LAに漂着したパンクムーヴメントが子供たちに遺したもの。それは決して抜け落ちることなく、密かに内側に向かっていく“棘”だ。

「パンクは、エレガントで純粋な、一瞬の花火。暴力じゃない。エネルギーを発したのはどうしようもない自分自身への苛立ちです。パンクは弱者の音楽だったけれど、その気持ちを持続するかぎり負け犬にはならない、そういうものじゃないですか」。

そう語る小町渉の“棘”は、あくまでポジティブに彼の神経を刺激し続けている。

 小町渉は、東京とパリの2都市を拠点に、アートとプロダクトとファッションの領域を自由自在に行き来する作品を制作してきた。2000年、クラシックなアームチェアなどの中古家具の張り地を、シルクスクリーンによるハンドプリントのオリジナルファブリックに張り替えた作品を発表。「ギターの3コードみたいに、シンプルで、最大の効果のある方法を選んだ」というこの作品は、ありふれたプロダクトにパンク・スピリットを、まさにエレガントなやり方で注入する、彼独自のアプローチだった。

 2005年には、大量生産でありながらきわめて一点物に近い「染付下絵銅板」という廃れかけた伝統技法を用いた陶器作品を発表。DesignTide in TokyoにてBest Tokyo Design Awardを受賞する。ここでも彼は、多治見や瀬戸の工場に眠る大量のデッドストックから、ありモノのチープな壺を発掘してきた。おまけにその腹には『HAVE A NICE DAY』の陳腐なフレーズが、擦れがちな文字で描かれている。

「身近にあるモノの形に落とし込むことが好きなんです。それもアメリカの観光地の土産物屋にありそうな花瓶をつくりかった。『良い一日を』っていう挨拶に込められた、ぜんぜんナイスじゃない皮肉なニュアンスも気に入ってます」。

 デュシャン、ウォーホルを祖とする「レディメイド」「複製芸術」「コラージュ」「引用」といった手法は、もはやコンテンポラリーアートの定石である。しかし近年アートシーンに現れた作家たちは、ふたたび精緻なテクニックと吟味されたマテリアルへと回帰する傾向を見せている。そこに他者との微妙な差異や、オリジナルな世界観を表現しようとする作家が増えているのだ。

 一方で、小町は泰然と、パンクであり続ける。できるだけ簡単につくったように見せること。大量生産やサンプリングを肯定すること。デビュー以来変わることなく、価値の消費すら怖れないその潔いスタンスは、現代の表現活動における小町渉の立ち位置を明確に示している。

「もし10代の頃の自分が見たらどう思う?と自問するんです。かっこつけてんじゃねえの? チャチャっとやるのがおまえのスタイルじゃないの? オリジナリティだとか作風だとか、それは見る人が決めることだと。葛藤もありましたが最近それもヌケました」。

 そんなところから連想されるのが、グラスゴー出身の英国ターナー賞候補作家である、ジム・ランビーである。小町と近い世代の彼も、悪びれもせず、ミュージシャンであったバックグラウンドを明快な基調とし、ロックの曲名をタイトルに引用した作品をつくり続けている。ビニールテープやレコードジャケットなど、どこでも手に入る素材を組み合わせた作品は、彼自身の音楽体験に捧げる“ハンドメイドの儀式”であり、眼や耳に入るモノすべてが刺激的だった子供の時分にいつでも跳べる装置なのだ。そこには、世間並みの常識を身につけた大人に成長しても失わなれることのない感覚、あの“感触”(タッチ)を手の届く場所に置いておきたいと望む、彼の矜持のようなものが反映されている。

「かつてシーナ&ロケッツの鮎川誠さんが、ヒットした曲のコードもリフも全部ヤードバーズのパクリじゃないか、って指摘されてこう答えたそうです。『よくわからんとですけど、ガーンと来て、バーンと出したとですよ』ってね。模倣でもリスペクトでもいい。サンプリングで損なわれるものは何もない。そこにあるのは子供心の純粋な憧れだけです」と小町は言う。

「もっとフットワークの軽いアートがあってもいいと思うんです。誰でもできるよ、こんなものっていうのが、僕にとってはいちばんの褒め言葉。プラスチックでできたチープな子供の夢にすぎなかったパンクが魅力的だったように、永続するもの、エスタブリッシュされたものには興味がない。感覚や初期衝動を、自分というフィルターを通してすぐに表現することに惹かれます」。

 近年では、落書きされたピンナップやケイト・モスの肖像のコラージュ、魅惑的な光とシニカルなメッセージを放つネオンといった、よりポップなイメージを身にまとった小町渉の作品世界。ちょっと見にはカラフルなキャンディのようだが、そこには甘くて強い酒(スピリッツ)が溶かし込まれている。うっかり口にすれば、忘れかけた体内の“棘”を刺激することになるかもしれない。

 

 



    • RYOTA SHIGA & uemulo munenoli

      2012/13 FW COLLECTION
       
       
       
      4月2日(月)〜4月5日(木)
       
      OPEN 11:00〜19:00

       
       

       
      今年もミラノで学び、修業した若きデザイナーたちの

      展示会をサポートすることになりました。
       
      グラマラスな素材使いが楽しい、RYOTA SHIGA、
       
      カッティングの美しさが際立つ、uemulo munenoli、
       
      ともにTRAUMARIS|SPACEが自信をもってお贈りします。
       
      お気軽にフィッティングにいらしてください。
       

       
  •  

    日時:4月2日(月)〜4月5日(木)
       11:00−1
    9:00

    場所:TRAUMARIS|SPACE
       渋谷区恵比寿1丁目18ー4

    連絡先:090ー6041ー9755(担当:竹岡)


    多くの百貨店やセレクトショップ、そしてファンの皆様のおかげで
    セカンドシーズンを迎える事ができました。
    ファーストシーズンから進化した作品を見にいらしてくだ
    さい。

    RYOTA SHIGAは既に海外でたくさんの賞を頂いており、
    ファ
    ーを取り入れたデザインが特徴的で、多くのセレブリティーに人気です。

    uemulo munenoliはジルサンダー、コスチュームナショナ
    ルで
    キャリアを積んだ実力派です。構築的なシャツは既に
    NYのセレクトショップ
    「オープニングセレモニー」でも
    展開されています。

    (竹岡眞美)



    詳しくは以下のhPをご覧下さい。

    http://www.apalog.com/
    ryotashiga/
    http://uemulomunenoli.com/index.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


アートフェア東京 クロージング
歳忘れ!70s-80sナイトスペシャル

4月1日(日) 20:oo〜24:00

 


今春も人気イベント「歳忘れ!70s-80sナイト」
「アートフェア東京」打上げがなだれ込み!!
テーマは「(貴方自身のなかの)動物になろう!」。
この夜は眠っている獣性を解き放ってください。

エグゼクティブディレクター自らの着ぐるみ姿も見られるかも?

おなじみDJ親方(レントゲンヴェルケ)による
顔から火が出るような選曲は、うれし☆はずかし青春の一曲。
大人の分別でアレンジさせていただきます。


日時:4月1日(日)
   20:00~24:00

会場:TRAUMARIS|SPACE
   渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff a/p/a/r/t 3F
   03-6408-5522
   http://www.traumaris.jp
   MAP:http://traumaris.jp/space/
images/traumaris_map.gif

エントランス:500円+1 drink order

ドレスコード:be your animal !

Facebook: http://www.facebook.com/pages/
%E6%AD%B3%E5%BF%98%E3%82%8C70-80s-NIGHT/223082231054990

 


 

 

 

 

 

エイドリアン・ファベル 出版トーク&パーティ

4月4日(水)

 

Adrian Favell

Before and After Superflat

A Short History of Japanese Contemporary Art 1990 - 2011

刊行記念トークイベント


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ゲスト:Adrian Favell
    中ザワヒデキ
    三田村 光土里
    青山悟
    住吉智恵

日 時:4月4日(水) 18:30-20:00
会 場:NADiff a/p/a/r/t 1F店内

入場無料(予約不要)
※30名様以降は立見となりますのでご了承ください。

アフター・パーティ:20:00-
会 場:TRAUMARIS(NADiff A/P/A/R/T 3F)

 

『Before and After Superflat』の発行を記念し、
著者であるエイドリアン・ファベル氏をお招きした
トークイベントを開催いたします。
著者による本書のプレゼンテーションの後、
ゲストアーティスト(中ザワヒデキ、三田村光土里、青山悟)、
アートライターの住吉智恵と筆者による
ディスカッションが行なわれます。(日英通訳あり)

 

 
 

Adrian Favell(エイドリアン・ファベル)

『Before and After Superflat
A Short History of Japanese Contemporary Art 1990 - 2011』

村上隆の「スーパーフラット」ムーブメントの世界的な成功の後、日本の現代アートに対する国際的なアート界の見方は、渋谷や秋葉原で見受けられる様な“ポップカルチャー”が全てであった。“Cool Japan”が終焉を迎えた今、新たなヴィジョンを探す時期がきたのではないだろうか。“Before and After Superflat”は、1990年、バブル崩壊以降の日本で、経済不況や社会破たんなどにもまれながら生まれてきた日本のアートシーンについて書かれたものである。村上隆や奈良美智の成功、そして1990年代、2000年代に活動した主要なアーティストについて紹介するとともに、現在注目されているアーティスト、キュレーター、ギャラリスト、アートライターの動向について書かれている。また森美術館や東京都現代美術館といった機関や、横浜トリエンナーレ、越後妻有トリエンナーレ、瀬戸内芸術祭といった国際芸術祭についてもとりあげている。3331アーツ千代田に見られるような都市の中で主導的役割を担うアートの施設も取り上げ、「現在の日本では最も面白いアートはホワイトキューブの外で起こっている」と筆者は論じる。そしてエピローグは東日本大震災後の日本のアートに関する記述で締めくくられる。




Profile



エイドリアン・ファベル Adrian Favell

カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)社会学部准教授として勤務後、現在、パリ政治学院社会学部教授。2007年(独)国際交流基金 安倍フェローとして日本へ来日して以降、日本の現代アートシーンに関するオブザーバー、ライター、キュレーターとして日本と海外にて幅広く活動している。ART-iTをはじめとする日本のオンライン・マガジンではブログを執筆し、幅広い層からの支持を得ている。また、日本国内のみならずArt Forum や Art in Americaといったような海外での執筆活動も展開。英国生まれ、パリ在住。


中ザワヒデキ Hideki Nakazawa

日本人男性美術家。1963年新潟生まれ。千葉大学医学部卒。1983-1989年、アクリル絵画。1990-1996年、バカCG。1997-2005年、方法絵画。2006-2009年、本格絵画。2010年以降、新・方法。宣言「方法主義宣言」「新・方法主義宣言」。2012年、方法主義を脱退。著書「近代美術史テキスト」「西洋画人列伝」「現代美術史日本篇」。特許「三次元グラフィックス編集装置」「造形装置および方法」。CD「中ザワヒデキ音楽作品集」。


三田村 光土里 Midori Mitamura

愛知県生まれ。蚤の市で見つけた古い写真やドレス、滞在先の土地で出逢った風景、自身や家族のエピソードなどからインスパイアされた物語を写真、映像、立体作品、言葉のインスタレーションとして発表。上質の短編を読むような、人生の甘美と苦みのエッセンスを円やかに醸造させたその味わいは、アジアのアートには数少ない、成熟した大人の表現として、根強く評価されている。2005年に文化庁の招聘によりフィンランドに1年間滞在。近年の主な個展・グループ展に、2006「グリーン・オン・ザ・マウンテン」ウィーン分離派館・ゼセッション/ウィーン、2007「ガルテン」ラムフロム・ザ・コンセプトストア/東京、2008「Art&Breakfast」HIGURE 17-15 cas/東京、「Midori Mitamura @ヨコハマ」創造空間9001/横浜、2009「彼女のドレスの紫の花 Purple Flower in her dress」グリッタ・インザム・ギャラリー/ウィーン、「部屋の中の惑星で」府中市美術館公開制作室/東京、文化庁「DOMANI・明日」展 国立新美術館/東京、2011「クワイエット・アテンションズ-彼女からの出発-」展/水戸芸術館・現代美術センター。近年ライフワークとしての滞在制作プロジェクト「Art&Breakfast」を世界各地で展開し、ストックホルム、東京、ベルリンに続いて、2011年オーストラリア・メルボルンのモナッシュ大学美術館で開催。


青山悟 Satoru Aoyama

1973年東京生まれ。ゴールドスミスカレッジ(ロンドン)テキスタイル学科を1998年に卒業、その後2001年にシカゴ美術館附属美術大学で美術学修士号を取得し、現在は東京を拠点に活動。業務用足踏みミシンによる刺繍の絵画作品を発表し続けている。近年の主な展覧会に、「六本木クロッシング2010:芸術は可能か?」森美術館/東京、「複合回路 vol.5 接触領域―青山悟」galleryαM/東京、「TWIST AND SHOUT:Contemporary Art from Japan」バンコク芸術文化センター/バンコク、2011年、堂島リバービエンナーレ参加、個展「芸術家は人生において6本の薔薇を真剣につくらねばならない」MIZUMA ART GALLERY/東京、2012年開催中の「メグロアドレス」目黒区美術館に出展。


住吉智恵 Chie Sumiyoshi

アートプロデューサー、アートライター。東京生まれ。慶応義塾大学文学部美学美術史学専攻卒業。NADiff A/P/A/R/Tにてアートスペース&カフェ、TRAUMARISを主宰。ほか各所でジャンルを超えた多彩な展示やライヴパフォーマンスイベントを企画する。2008年「オフビート談話室」(ヨコハマトリエンナーレ公式イベント)、2009年 チャイコフスキー「くるみ割り人形」全曲演奏会 映像企画(サントリーホールほか 映像:植原亮輔と渡辺良重 from D-BROS)、「ロートレックの夕べ」(Bunkamuraザ・ミュージアム 出演:mama! milk、阿部海太郎、映像:植原亮輔と渡辺良重(D-BROS)、「KAWOLとEPOの歌のアルバム(MAGICROOM??)、2010年「いしいしんじの花まつり」(曹洞宗東長寺本堂)、2011年「自家発電ナイト」(TRAUMARIS|SPACE)、「Parrot by Art Project」(六本木ヒルズ、AXIS 映像:山口崇司)、篠崎芽実(珍しいキノコ舞踊団)ソロ公演、2012年「志村信裕 恵比寿幻燈祭 Dress」、「南風食堂 オオカミと娘」(以上TRAUMARIS|SPACE)、またwebアート文芸誌「TRAUMARIS|BOOK」を不定期発行している。
WEB:http://traumaris.jp/

http://www.nadiff.com/fair_event/adrianfavell_talk.html

 

 

 

 

 

南風食堂 オオカミと娘


event 08
 

完全大逆走、あるいは銀河に漂うふたつの光

オオカミと娘 クロージングパーティー

w/ 辻コースケ(パーカッション), 
   プリミ恥部(宇宙マッサージ)
 DJ AMAUU
 

4月15日(日)18:00~22:00

1000円+ドリンクオーダー

予約:info@traumaris.jp


二つに引き裂かれた屋台の祭壇が
ふたたび1つになるクロージングの儀式に、
辻コースケの血湧き肉躍るパーカッションソロが参加決定。
体の奥底から轟く生命のビートを感じ、祝います。

さらに「プリミ恥部な世界」@金沢21世紀美術館(4/13)を
目前に控えた
プリミ恥部/白井剛史君による
宇宙マッサージも決定しました!
 
宇宙に満ちる夜になりそうです。
 

 

本展で制作した祭壇はもともとインドネシアのジョグジャカルタでつくられたひとつの屋台でした。数年前、縦2つに割かれ、半分は南風食堂に、もうひとつはCOLORgungという名義で活動する2人組の手に渡りました。

今回、バラバラに別れた2つの屋台が、2つの祭壇に姿を変え、同じ場所で再び出会い、それまでの時間の逆走が始まります。そんな逼迫した状況を横目に、展示の終宴を祝い、ただただ馬鹿みたいに笑って飲もうではないか、と。そういう主旨であります。

(南風食堂 三原)
 

COLORgung

http://colorgung.blogspot.com/

 

辻コースケ
 
12歳よりドラムを始める。
3度のアフリカ、ケニア修行を経て、パーカッショニストに転向。
2004年からbasis recordsより6枚のアルバムをリリース。
2010年ゴンザレス三上(GONTITI)とのDuoで
「Smoked Salmon Railway Machine」を結成し「SEIZA」をリリース。
ソロでのライヴ活動の他、GONTITIのサポート、
ジェフ・ミルズとの競演、GOMA & JUNGLE RHYTHMSECTION、
オルケスタナッジナッジ、カセットコンロスのメンバーとして活動中。
この春、ドラマー沼澤尚との打楽器セッションDVDアルバム
「IMPACT」をリリース、全国ツアーを終えたばかりである。
 
一方『リズムは心臓の鼓動とともに、誰の中にもあるもの。
リズム音痴の人やリズム感がない人など元から存在しない』をモットーに
“ジャンベ・ワークショップ”も開催、アフリカンやラテンなどの型に
とらわれない『リズムを楽しむ教室』として幅広い年齢層の人が
参加している。
 
ドラムス沼澤尚とのセッションの模様はこちら!
 
 

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プリミ恥部/白井剛史
 
プリミ恥部の楽曲を歌うライブ、その楽曲を映画化した『プリミ恥部な世界』は映画ショーとして平岡香純とともにつくりあげ、09年より多種多様なゲストを招きつつ、地球ツアーを開始。 その他に単独ライブ『光のコンサート』シリーズをUPLINKにて開催。 神宮前bonoboにて『ニューシャンバラデイ』を開始。 今年から『ニューシャンバラデイ∞プリミ恥部な世界』というリミックス版もはじまる。著書に『樹ぴター』がある。 チャットモンチー『春夏秋』のMVクリエイティブプロデューサー他、 HONDAのSTEP WGN 100万人に聞きたいな!大調査!のコピーや演出アイデア等もてがける。 宇宙マッサージをする。(1年半で3000人超)
 
プリミ恥部インタビュー http://ingel.asia/pickups/contents/87
 
4.14 芯音 http://dijubian.com/shinon/
4.22 音泉温楽 月岡温泉 http://onsen-ongaku.com/
4.24 プリミ恥部バンド@FOREST LIMIT http://forestlimit.com/fl/
4.27 「月刊オトナの円盤」http://enbanschedule.blogspot.jp/
4.28 『消えない愛の奇跡ライブ!@深大寺あんにゅい庵』 http://d.hatena.ne.jp/ennuian/
5.6 五色塚古墳ライブ&宇宙マッサージ http://ja.wikipedia.org/wiki/
五色塚古墳
5.18 New Shamballa Day ∞ Kitchen Orchestra@六本木SUPER DELUXE https://www.super-
deluxe.com/
 
twitter:@primitchibu

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南風食堂 オオカミと娘 開催中のイベント

event 07 押忍!お弁当!


 

押忍!手芸部 部長が亭主をつとめるお茶会

「息継庵」
 

4月8日(日)開場 18:00 開宴 19:00

 

金沢21世紀美術館での「自画大絶賛(仮)」展も大好評の

押忍!手芸部の部長・石澤宗彰による茶席「息継庵」。

今年から、TRAUMARIS|SPACEの展示作品を軸に見立て、

部長と出展作家とのクリエイションの交歓による

お茶のワークショップを開催いたします。

部長が考える茶道の骨子「茶脳」を体験していただくことを願い、

日常を逸脱するさまざまなこころみを実現。

今回は、南風食堂が茶席の前のお食事を担当します。


 

主宰:茶頭 息継庵 石澤宗彰(押忍!手芸部・部長)

   TRAUMARIS アートプロデューサー 住吉智恵
 

食事:南風食堂

 

御代:6,000円也(食事・茶席)*ドリンク別
 

定員10名/要予約:info@traumaris.jp


 

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南風食堂 オオカミと娘

会期中のイベント

 

event 06

オオカミたちの遠吠え

詩の朗読会
 

4月7日(土)19:00開場 20:00開演

 

言葉を音として口に出して発すると、その響きがまた別の世界を開き、新しいイメージとつながることがあります。

「オオカミたちの遠吠え」では、鉄割アルバトロスケット主宰・作家の戌井昭人さん、
詩人の六弦詩人 義家さんをお迎えし、詩の朗読会を行います。

オープンマイク時間もありますので、お好きな詩を1編持ってのご来場も大歓迎です。

 

・2,000円(1ドリンク付き)

・定員50名/予約:info@traumaris.jp

 

戌井昭人 

1971年、東京生まれ。小説家、劇作家、役者。奇天烈&オフビートパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」主宰。寸劇、不条理劇、音楽、パフォーマンス、ダンスなどをふんだんに盛り込んだショートショート20~30連発の舞台は老若男女に支持されている。2009年に小説『まずいスープ』で第141回芥川龍之介賞および第31回野間文芸新人賞の候補、2011年に『ぴんぞろ』で第145回の芥川龍之介賞候補となる。
 


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六弦詩人義家

詩、作曲、ギター、プログラミングを手掛ける。耽美な詩と幻想的な音を融合させた独自の表現形態を確立。2009年横浜赤レンガ倉庫で作家・J-WAVEナビゲーターロバートハリス等と共演。鮮烈なデビューを飾る。現在、下北沢DaisyBarを拠点にライブ活動を展開中。2011年代官山山羊に聞く?」で初のワンマンライブ。

六弦詩人義家Blog真夜中の残響
http://yoshiie-kouno69.cocolog-nifty.com/blog/


 

 

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南風食堂 オオカミと娘

会期中のイベント

 

event 05

BAR 時間の拡大

時間の話しかしないBAR


4月6日(金)18:00~

 

2010年にSUNDAY ISSUEで2日間行われた、お客さんが時間の話しかしない謎のBAR
“時間の拡大”が復活します。

前回の“時間の拡大”では「時間に目をくらまされてはいるが、本来すべての出来事は同時に存在するのでは?」「すべてに向かって流れる“時間”があるのでは?」など、かなりの核心まで近づいたこの企画。

今回は、特別に時間以外に宇宙・記憶・次元などの話も可。

疾走する妄想! 錯綜する時間の拡大!

「わたし、ごはん食べてる時間が一番スキ~~」そんなゆるい話でもOKです。
四方山時間話にグラスを傾けに来てください。


写真協力:ただ(ゆかい)
 

・予約の必要はありません/ドリンクは有料です

・前回、ポートレートを撮影させていただいた方:
 2010年~の時間についてのインタビューをさせてください。
 お礼に1杯サービスします。

 

 

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南風食堂 オオカミと娘

会期中のイベント

 

event 04

ケモノのあなた、ケモノのわたし

かぶりものオオカミ会議
 

4月1日(日)16:00~20:00

 

たとえ見た目だけでもオオカミに近づけば、なにかわかることがあるのでしょうか。
そこから見た風景は普段と変わって見えるのでしょうか。

南風食堂・三原が友人と震災以降に始めた東北ー東京をつなぐ、食とこどものプロジェクト「まんまる」でもお世話になっている、超絶着ぐるみ師の露木たぬきさんを先生に、
着ぐるみ、は、難しくてもオオカミのかぶりものをチクチク制作。

そしてマイオオカミかぶりものをかぶって机を囲み、会議を行います。
(会議内容も当日の話し合いで決定していきます)。

 

露木たぬき

動物をモチーフにしたモフモフの着ぐるみを縫ったり着たりしています。

blog : http://kigunumi.blogspot.com/

 

・2,500円(オオカミかぶりもの材料費込・1ドリンク付き)

 当日制作したオオカミかぶりものはお持ち帰りいただけます。

・定員20名/要予約:info@traumaris.jp
 

 

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南風食堂 オオカミと娘

会期中のイベント

 

event 03

オオカミのカレー道場破り

アートカレー部×南風食堂

3月25日(日) 17:00~21:00頃(売り切り御免!)


 

TRAUMARISのレギュラーイベント、アートカレー部の道場破りを行います。

嘘です。そっと仲間に入れてもらってカレーをつくります。

(南風食堂 三原寛子)

 

・入場料(カレー1セット+1ドリンク):1,500円

 カレー替え玉 100円

 ごはんおかわり 200円

 ドリンク 500円~

 

・予約:info@traumaris.jp

 

出場部員

アートカレー部 出品作家

河原三紀(ザ・ビークル)、吉田剛(ザ・ビークル)、
伊藤嘉朗(建築家)、田中英樹(イラストレーター)、
細川英一(「美術の窓」「アートコレクター」誌編集)

アシスタント:住吉智恵、星由美子(TRAUMARIS)

マネージャー:笹原友香(ユカササハラギャラリー)

 

ゲストカレー(道場やぶり)

南風食堂、以下調整中 Sai(フォトグラファー)、東泉一郎(デザイナー)

 

アートカレー部

カレーをこよなく愛するアーティストや美術関係者が集まり2010年発足。

自分の家の自慢カレーを制作する部活動を続けている。品評会であるイベント「カレーの市民(カリ)」ではゲストの講評によりMVC(Most Valuable Curry)に輝いた者は部長に就任、TRAUMARISにて個展開催(1週間のメニューに登場)。

 

website

http://artcurrybu.tumblr.com/

twitter

http://twitter.com/artcurrybu

facebook

http://www.facebook.com/artcurrybu/

 

 

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南風食堂 「オオカミと娘」 

会期中のイベント 

 

event 02

足跡、その先の風景

若者マタギの話 & 料理研究家たちによる鹿料理会
 

3月17日(土) 19:00開場 20:00開宴~22:00頃まで

 

・3,000円(1ドリンク+料理付き)

・定員30名/要予約:info@traumaris.jp

 

郡上大和で狩猟を行う団体「猪鹿庁」の若マタギに、
山のこと、狩猟のことについてお話を伺います。

料理研究家のフルタヨウコさん、安田歌織さん、南風食堂による鹿料理付き。

 

猪鹿庁

夏は自然体験、冬は里山保全と狩猟を行う郡上大和のNPO団体「メタセコイアの森の仲間たち」メンバーを中心に発足。狩猟と獣肉食利活用をテーマにさまざまな活動を行う。

http://inoshika.jp/

 

HOME.フルタヨウコ

デザイン関係の編集に携わるかたわら、コミュニティカフェ『洗足カフェ』(東京・目黒区)の木曜日担当やイベント出店、雑誌にレシピを提案するなど、料理家としても活動。
鹿肉は約5年前に猟師と知り合いになったことがきっかけに、身近な食材となる。

http://home-home.jp/

 

安田花織

在日韓国人の祖母と父、農家生まれの母を持ち、2つの豊かな食文化に触れながら育つ。懐石料理で数年学んだ後コミュニティカフェ「cafe slow」http://www.cafeslow.com/のキッチンにて数年に渡り、ディレクション、運営に関わる。安定感のある和食も去ることながら、作り手の想いとストーリーある食材と向き合い、食べ手の驚きや発見もスパイスに、紡ぎ出される料理に、喜びを感じる人多し。

http://hibinoyohaku.jugem.jp/

 


_南風ロゴ_最�__%1B%28B_1.jpgのサムネール画像

 

 

 

南風食堂 「オオカミと娘」 

会期中のイベント 

 

event 01

はじまりの祝祭

オオカミと娘 オープニングパーティー

3月16日(金)19:00~22:00
 

 

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この冬、南風食堂・三原が狩猟解体修行に行った郡上大和の若マタギチームが鹿を直送。鹿の解体を行います。

狩猟は自然に同期し、獣と人がお互いの命をかけ、深く向きあい対峙する行為であり、修行中も解体のときは、なんて美しいものなのだろうと、今まで感じたことがない感情に心が震え、ただただ、ありがたいと、それだけを思いました。
(かわいそうとかセンチメンタルなのじゃなくて、先輩!最高す!って感じ)。

山肉は、食べるとからだがあたたまり、生命の力をダイレクトに感じます。
展示開始の祝祭の夜、命あるものをいただくということの快楽に向きあう時間をみなさまと共有できたら幸いです。

尊敬するDJのAMAUU君が、祭祀にふさわしい音楽を担当してくれます。

 

・予約なしでもご入場いただけます。

・フード・ドリンク有料

・南風食堂の特製・鹿プレート限定30食を販売致します(予約可)。

・会場内にオオカミへの供物台を用意します。

 野菜や果実や米や酒や花など、何か供物される方はご持参ください。

 

 

 


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event 02

足跡、その先の風景

若者マタギとの対談  &  料理研究家たちによる鹿料理会

3月17日(土) 19:00開場 20:00開宴~22:00頃まで

 

・3,000円(1ドリンク+料理付き)

・定員30名/要予約:info@traumaris.jp

 

郡上大和で狩猟を行う団体「猪鹿庁」の若マタギに、山のこと、狩猟のことについてお話を伺います。

料理研究家のフルタヨウコさんと安田歌織さん、南風食堂による鹿料理付き。

 

猪鹿庁

夏は自然体験、冬は里山保全と狩猟を行う郡上大和のNPO団体「メタセコイアの森の仲間たち」メンバーを中心に発足。狩猟と獣肉食利活用をテーマにさまざまな活動を行う。

http://inoshika.jp/

 

HOME.フルタヨウコ

デザイン関係の編集に携わるかたわら、コミュニティカフェ『洗足カフェ』(東京・目黒区)の木曜日担当やイベント出店、雑誌にレシピを提案するなど、料理家としても活動。
鹿肉は約5年前に猟師と知り合いになったことがきっかけに、身近な食材となる。

http://home-home.jp/

 

安田花織

在日韓国人の祖母と父、農家生まれの母を持ち、2つの豊かな食文化に触れながら育つ。懐石料理で数年学んだ後コミュニティカフェ「cafe slow」http://www.cafeslow.com/のキッチンにて数年に渡り、ディレクション、運営に関わる。安定感のある和食も去ることながら、作り手の想いとストーリーある食材と向き合い、食べ手の驚きや発見もスパイスに、紡ぎ出される料理に、喜びを感じる人多し。

http://hibinoyohaku.jugem.jp/


 


event 03

オオカミのカレー道場破り

アートカレー部×南風食堂 *タイトル未定

3月25日(日) 17:00~21:00頃(売り切り御免!)

 

TRAUMARISのレギュラーイベント、アートカレー部の道場破りを行います。

嘘です。そっと仲間に入れてもらってカレーをつくります。

 

・入場料(カレー1セット+1ドリンク):1,500円

 カレー替え玉 100円

 ごはんおかわり 200円

 ドリンク 500円~

 

・予約:info@traumaris.jp

 

出場部員

アートカレー部 出品作家

河原三紀(ザ・ビークル)、吉田剛(ザ・ビークル)、伊藤嘉朗(建築家)、田中英樹(イラストレーター)、細川英一(「美術の窓」「アートコレクター」誌編集)

アシスタント:住吉智恵(TRAUMARIS)

マネージャー:笹原友香(ユカササハラギャラリー)

 

ゲストカレー(道場やぶり)

南風食堂、以下調整中 Sai(フォトグラファー)、東泉一郎(デザイナー)

 

アートカレー部

カレーをこよなく愛するアーティストや美術関係者が集まり2010年発足。

自分の家の自慢カレーを制作する部活動を続けている。品評会であるイベント「カレーの市民(カリ)」ではゲストの講評によりMVC(Most Valuable Curry)に輝いた者は部長に就任、TRAUMARISにて個展開催(1週間のメニューに登場)。

 

website

http://artcurrybu.tumblr.com/

twitter

http://twitter.com/artcurrybu

facebook

http://www.facebook.com/artcurrybu/

 



event 04

ケモノのあなた、ケモノのわたし

かぶりものオオカミ会議

4月1日(日)16:00~20:00

 

たとえ見た目だけでもオオカミに近づけば、なにかわかることがあるのでしょうか。
そこから見た風景は普段と変わって見えるのでしょうか。

南風食堂・三原が友人と震災以降に始めた東北ー東京をつなぐ、食とこどものプロジェクト「まんまる」でもお世話になっている超絶着ぐるみ師の露木たぬきさんを先生に、着ぐるみ、は、難しくてもオオカミのかぶりものをチクチク制作。

そしてマイオオカミかぶりものをかぶって机を囲み、会議を行います。
(会議内容も当日の話し合いで決定していきます)。

 

露木たぬき

動物をモチーフにしたモフモフの着ぐるみを縫ったり着たりしています。

blog : http://kigunumi.blogspot.com/

 

・2,500円(オオカミかぶりもの材料費込・1ドリンク付き)

 当日制作したオオカミかぶりものはお持ち帰りいただけます。

・定員20名/要予約:info@traumaris.jp


 


event 05

BAR 時間の拡大

時間の話しかしないBAR

4月6日(金)18:00~

 

2010年にSUNDAY ISSUEで2日間行われた、お客さんが時間の話しかしない謎のBAR
“時間の拡大”が復活します。

前回の“時間の拡大”では「時間に目をくらまされてはいるが、本来すべての出来事は同時に存在するのでは?」「すべてに向かって流れる“時間”があるのでは?」など、かなりの核心まで近づいたこの企画。

今回は、特別に時間以外に宇宙・記憶・次元などの話も可。

疾走する妄想! 錯綜する時間の拡大!

「わたし、ごはん食べてる時間が一番スキ~~」そんなゆるい話でもOKです。
四方山時間話にグラスを傾けに来てください。

写真協力:ただ(ゆかい)
 

・予約の必要はありません/ドリンクは有料です

・前回、ポートレートを撮影させていただいた方:2010年~の時間についてのインタビューを させてください。お礼に1杯サービスします。


 


event 06

オオカミたちの遠吠え

詩の朗読会

4月7日(土)19:00開場 20:00開演

 

言葉を音として口に出して発すると、その響きがまた別の世界を開き、新しいイメージとつながることがあります。

オオカミたちの遠吠えでは、鉄割アルバトロスケット主宰・作家の戌井昭人さん、詩人の六弦詩人 義家さんをお迎えし、詩の朗読会を行います。

オープンマイク時間もありますので、お好きな詩を1編持ってのご来場も大歓迎です。

 

・2,000円(1ドリンク付き)

・定員50名/予約:info@traumaris.jp

 

戌井昭人 

1971年、東京生まれ。小説家、劇作家、役者。奇天烈&オフビートパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」主宰。寸劇、不条理劇、音楽、パフォーマンス、ダンスなどをふんだんに盛り込んだショートショート20~30連発の舞台は老若男女に支持されている。2009年に小説『まずいスープ』で第141回芥川龍之介賞および第31回野間文芸新人賞の候補、2011年に『ぴんぞろ』で第145回の芥川龍之介賞候補となる。

 

六弦詩人義家

詩、作曲、ギター、プログラミングを手掛ける。耽美な詩と幻想的な音を融合させた独自の表現形態を確立。2009年横浜赤レンガ倉庫で作家・J-WAVEナビゲーターロバートハリス等と共演。鮮烈なデビューを飾る。現在、下北沢DaisyBarを拠点にライブ活動を展開中。2011年代官山山羊に聞く?」で初のワンマンライブ。

六弦詩人義家Blog真夜中の残響
http://yoshiie-kouno69.cocolog-nifty.com/blog/

 



event 07

押忍!お弁当!

押忍!手芸部部長が亭主をつとめるお茶会「息継庵」

4月8日(日)開場 18:00 開宴 19:00

 

金沢21世紀美術館での「自画大絶賛(仮)」展も大好評だった

押忍!手芸部部長・石澤宗彰による茶会「息継庵」の食事を南風食堂が担当します。

 

主宰:茶頭 息継庵 石澤宗彰(押忍!手芸部・部長)

   TRAUMARIS アートプロデューサー 住吉智恵
 

食事:南風食堂

 

御代:6,000円也(食事・茶席)*ドリンク別

定員10名/要予約:info@traumaris.jp


 


event 08

完全大逆走、あるいは銀河に漂うふたつの光

オオカミと娘 クロージングパーティー

4月15日(日)18:00~22:00

 

本展で制作した祭壇はもともとインドネシアのジョグジャカルタでつくられたひとつの屋台でした。数年前、縦2つに割かれ、半分は南風食堂に、もうひとつはCOLORgungという名義で活動する2人組の手に渡りました。

今回、バラバラに別れた2つの屋台が、2つの祭壇に姿を変え、同じ場所で再び出会い、それまでの時間の逆走が始まります。そんな逼迫した状況を横目に、展示の終宴を祝い、ただただ馬鹿みたいに笑って飲もうではないか、と。そういう主旨であります。
 

COLORgung

http://colorgung.blogspot.com/

 

・予約の必要はありません/ドリンクは有料です

 

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※本展会期中「オオカミと娘」という、映像と音声が付く料理を1品用意します。
 週替わりで料理の内容は変わりますのでお楽しみください。

 映像制作協力:AKASHIC http://vj-akashic.tumblr.com/

 

※本展会期中、映像「オオカミと娘」DVD、南風食堂ZINE「西瓜が見せた夢」
「絵が語る」、 オリジナルステッカー、南風食堂特製てぬぐいを販売します。

 ZINE「西瓜が見せた夢」「絵が語る」はアートユニット20TN!の浮舌大輔君が
 デザインを担当してくれます。

 

※会期中、いくつかTRAUMARIS主催のイベントやパーティがあります。 
 その準備や開催中、ゆっくり展示をご覧いただけない時間帯があります。
 
 スケジュールをご確認の上、お越しいただければ幸いです。

 

3月23日(金)20:00~22:00 

パーカッショニスト・ヒデローほかのライブがあります。

 

3月30日(金)20:00~23:00 

パーティが入っていますがご自由にご覧いただけます。

 

4月1日(土)20:00~24:00 '

アートフェア東京クロージングの80s DJ&VJパーティです。
ご自由にご来場いただけます。

 

4月2日(月)~5日(木)11:00~18:00 

ファッションデザイナー、志賀亮太さん、umemuloの展示会がありますが、
ご自由にご覧いただけます。

 

4月4日(水)20:00~ 

パーティが入っていますがご自由にご覧いただけます。

 

 

 

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