8/18(日)"Subconscious" 夏休み企画 雅楽の演奏会

 

 

 

大舩真言「Subconscious」 

夏休みスペシャル企画

“Subconscious” Sound and Space

 
 

大舩真言「Subconscious」の展示空間では、
あまりに清涼な空気に訪れる人は息をのみ、
深い安らぎを得て帰られます。

8/18(日)その静謐な空間で雅楽のライヴをおこないます。 
 
蒸し暑い外とは別世界の涼やかな展示室は、
さらに奥行きのある幽玄の世界に誘われるはず。
 
夏の日の落ちるころ、光のうつろいと共に、
笙の音色と岩絵の具の藍色はどのように呼応するでしょうか。

 

日時:8月18日(日)
   17:00 開場
   18:00 開演(1 stage)

料金:2,000円(w/ 1 drink)

出演:田島和枝(笙)
   大塚惇平(ヴォイス)
 
 

プロフィール:
 

田島和枝 Tajima Kazue
 
笙と、正倉院復元楽器・竽(う)の演奏。笙を豊英秋(元宮内庁楽部主席楽長)、宮田まゆみ、石川高に、古代歌謡と雅楽合奏を芝祐靖、右舞を豊英秋の各氏に師事。

国立劇場雅楽公演、八ヶ岳高原音楽祭、タングルウッド音楽祭、ウィーン現代音楽祭、薬師寺観月祭、坂本龍一・地雷ゼロキャンペーン、岡野玲子・陰陽師CD参加等、雅楽古典曲から現代曲まで多方面で演奏する。
笙一管での調子の演奏をライフワークとし、またソロ活動として様々な演奏家と共演。「おとのひとひら」主宰。「伶楽舎」に所属。
http://tajimakazue.jp/
 
 
 

arsya.jpg

 



 
大塚惇平 
 

ヴォイスパフォーマンスの活動を通して笙の響きの世界と出会う。
田 島和枝に笙を師事。雅楽の音宇宙に魅せられ、古典の演奏、研究を行いつつ、
現代音楽や即興演奏など、笙という楽器の可能性を広げるべく探求している。
雅楽古典では特に「調子」の笙一管での演奏の可能性を追求している。
最近では、陶芸家ヴェロニカ・シュトラッサー個展、屋久島益救神社、
平河町ミュージックス、浅草公会堂邦楽爛漫など、様々な場所で
精力的に活動を行っている。
 
 
 
 
プロフィール写真.jpg
 
 
 

開催中の展示
 
大舩真言 展
Subconscious 
 
7月31日(水)〜8月25日(日)

夏期休廊 8月11日(日)〜14日(水)

TRAUMARIS|SPACE(恵比寿NADiff apart 3F)



 
OFUNE_VOID.jpg
「VOID σ 」φ75cm 2012 岩絵具、顔料、麻紙 ©Ofune Makoto
 
 
TRAUMARIS|SPACEでは、この盛夏、滋賀県をベースに活動する美術作家、大舩真言の個展を涼やかに開催いたします。

大舩は、伝統的な日本画材や隕石などを、平面あるいは半立体の造形物に定着させた作品を制作し続けてきました。
天然の鉱物から作られる岩絵具の美しさと特性を生かし、水や光や空気など、いつもそこにありながら漠としてとらえどころのない自然が、揺らぎ、振動し、渦を巻くさまを表現しています。
ギャラリーのみならず、国内外の歴史的建造物やお寺、湖のほとりなどに設えられた作品の佇まいは、まるで時空間をすりぬける窓のように、空(くう)を切りとり、宙(そら)を覗きこむ、「虚」の空間をつくり出します。
岩絵具ならではの深い色あいや光の吸収拡散も手伝い、見る者の視線の動きと意識は、時のうつろいに感応し、時間的・空間的奥行きの遥か彼方に思いをはせる、映像的ともいえる体験をします。
カフェを併設したチャレンジングなアートスペースであるTRAUMARISでは、これまでのストイックな空間とは趣を異にし、生活環境と隣り合わせの展示空間となります。うっすらと光の入る白い空間に、ぽっかりと蒼い「虚空」が現われ、せいせいとした清涼な空気感をつくりだします。

TRAUMARIS 主宰アートプロデューサー・ライター
住吉智恵
 
会場:
TRAUMARIS|SPACE
〒150-0013 渋谷区恵比寿1-18-4
NADiff A/P/A/R/T 3F 
TEL 03-6408-5522 
月曜休 火〜土16:00-24:00(日曜14:00-22:00)


info@traumaris.jp

http://www.traumaris.jp


 
 
プロフィール:
 
大舩 真言 Ofune Makoto
 
1977       大阪府に生まれる
 
2000       京都教育大学特修美術科日本画専攻卒業
 
2001       同大学研究科終了
 
 
 
<主な個展>
 
2002    「形なきカタチ」space alternative gallery(京都)
 
        「sanzui」同時代ギャラリー(京都)
 
2003    「心水」neutron(京都)
 
        「心水」ギャラリーGAN(東京)                     
 
2004    「eternal」neutron(京都)
 
        「eternal」ギャラリーGAN(東京) 
 
        「宙心」ぎゃらりかのこ(大阪)
 
2005    「La mer du coeur」gallerie Akie Arichi(パリ)
 
        「大舩 真言展」永井画廊(東京)        
 
    FROM ZERO TO ZERO」アートスペース感(京都)         
 
2006    「大舩 真言展」 画廊編(大阪)
 
        「大舩 真言展」neutron(京都)
 
2007    「time-moment-time」neutron(京都)
 
2008    「どこでもない場所」アートスペース感(京都)
 
2009    「Prism」neutron tokyo(東京)
 
        「Principle」neutron(京都)        
 
2010    「WAVE」neutron tokyo(東京)
 
2011    「COLORS OF SEASONS –第26回国民文化祭-」京都芸術センター北ギャラリ-(京都)
 
2012    「巡り-2012」ギャルリー正觀堂(京都)
 
        「旅する内面- Voyage Intérieur」galleryサラ(滋賀)
 
2013 「大舩真言 展Subconscious」TRAUMARIS|SPACE(東京)
 
 
 
<主なグループ展>
 
2004    「Art Paris」carrousel du Louvre(パリ)        
 
   「gallerism 2004」大阪府立現代美術センター(大阪)
 
2006    「Art Court Frontier 2006」ARTCOURT Gallery(大阪)
 
   「うごめくこころ」ボーダレス・アート・ミュージアムNO-MA(滋賀)
 
2007    「ART RAINBOW PROJECT」ロストック市美術館(ロストック,ドイツ)
 
   「BIWAKOビエンナーレ2007」(滋賀)
 
2008    「point ephemere」Bunkamura Gallery  (東京)
 
2009    「1 Puissance infini」Espace Topographie de l'art(パリ)
 
2010    「物からモノへ」京都大学総合博物館(京都)
 
        「アートフェア東京」東京国際フォーラム  (東京)
 
   「BIWAKOビエンナーレ2010玉手箱-Magical World-」(滋賀)
 
        「物気色-MONOKEIRO」虚白院(京都)
 
2011    「Shuffle|シャッフル展」白金アートコンプレックス  (東京)
 
        「Repères」Espace Topographie de l'art(パリ)
 
        「物気色11・11」遊狐草舎(京都)
 
2012      「建築と無常- Architecture et Impermanence」関西日仏学館(京都)
 
               「隠喩としての宇宙」HOTEL ANTEROOM KYOTO(京都)
 
        「Summer Show」ギャラリー小柳(東京)
 
        「うつせみ」常懐荘(愛知)
 
        「うたかた」アートラボあいち(愛知)
 
        「BIWAKOビエンナーレ2012」村雲御所 瑞龍寺門跡(滋賀)
 
        「ニュイ・ブランシュ KYOTO 2012」アンスティチュ・フランセ関西(京都)
 
2013 「pink noise」GALLERY CAPTION(岐阜)
 
       「Art Basel」Messe Basel(バーゼル)
 
     「Paintings」 ギャラリー小柳(東京)