終了「南風食堂 オオカミと娘」展

 

 

 

南風食堂 「オオカミと娘」 展

 

3月15日(木)~4月15日(日)

オープニング: 3月16日(金) 19:00-22:00
岐阜郡上のマタギと狩猟鹿の解体を行います(料理&ドリンクは有料)


 

「狼さん」

—— むすめ

「狼さん」

—— むすめ

 

狼さん、わたしの喉を切り裂いて

骨が砕ける音を聴かせて

 

肌をつたう血のぬくもりが求めるのは新しい歌

覚えているのは並んで海をみていたこと

潮の、苦さ、甘さ、野蛮さ、強さ

全部、今も、夢の中なのかもしれない

始めから約束なんてしていないから

 

狼さん、遠吠えに裂かれた空が震える

その歌を聴かせて

 

新しい歌を

世界が圧倒的になる合図を

 


$B%_%_%+%_ (B.jpeg

$BGH (B 003.jpeg

 

出版、広告からアート、ケータリングまで、
あらゆる食の場のプロデュースで
八面六臂の活躍を見せる、
女子2人の料理ユニット《南風食堂》による、
食といのちの交歓をめぐるインスタレーション。
山の掟を司るオオカミの、決して何ものにも飼いならされない、
おかまいなしの野蛮な衝動や圧倒的な快楽に、
南風食堂の仕事の原風景・原動力を投影します。
特別にしつらえた「祭壇」で、生命の連鎖と祈りを感じ、滋味をあじわい、
週末ごとに多彩なイベントを体験していただきます。

 


会期中のイベント

 

event 01

はじまりの祝祭

オオカミと娘 展 オープニングパーティー

3月16日(金)19:00~22:00

 

この冬、南風食堂・三原が狩猟解体修行に行った郡上大和の若マタギチームが鹿を直送。鹿の解体を行います。狩猟は自然に同期し、獣と人がお互いの命をかけ、深く向きあい対峙する行為であり、修行中も解体のときは、なんて美しいものなのだろうと、今まで感じたことがない感情に心が震え、ただただ、ありがたいと、それだけを思いました。(かわいそうとかセンチメンタルなのじゃなくて、先輩!最高す!って感じ)。

山肉は、食べるとからだがあたたまり、生命の力をダイレクトに感じます。展示開始の祝祭の夜、命あるものをいただくということの快楽に向きあう時間をみなさまと共有できたら幸いです。

尊敬するDJのAMAUU君が、祭祀にふさわしい音楽を担当してくれます。

 

・予約なしでもご入場いただけます。

・フード・ドリンク有料

・南風食堂の特製鹿プレート限定30食販売致します(予約可)。

・会場内にオオカミへの供物台を用意します。

 野菜や果実や米や酒や花など、何か供物される方はご持参ください。

 



event 02

足跡、その先の風景

若者マタギとの対談  &  料理研究家たちによる鹿料理会

3月17日(土) 19:00開場 20:00開宴~22:00頃まで

 

・3,000円(1ドリンク+料理付き)

・定員30名/要予約:info@traumaris.jp

 

郡上大和で狩猟を行う団体「猪鹿庁」の若マタギに、山のこと、狩猟のことについてお話を伺います。

料理研究家のフルタヨウコさんと安田歌織さん、南風食堂による鹿料理付き。

 

猪鹿庁

夏は自然体験、冬は里山保全と狩猟を行う郡上大和のNPO団体「メタセコイアの森の仲間たち」メンバーを中心に発足。狩猟と獣肉食利活用をテーマにさまざまな活動を行う。

http://inoshika.jp/

 

HOME.フルタヨウコ

デザイン関係の編集に携わるかたわら、コミュニティカフェ『洗足カフェ』(東京・目黒区)の木曜日担当やイベント出店、雑誌にレシピを提案するなど、料理家としても活動。
鹿肉は約5年前に猟師と知り合いになったことがきっかけに、身近な食材となる。

http://home-home.jp/

 

安田花織

在日韓国人の祖母と父、農家生まれの母を持ち、2つの豊かな食文化に触れながら育つ。懐石料理で数年学んだ後コミュニティカフェ「cafe slow」http://www.cafeslow.com/のキッチンにて数年に渡り、ディレクション、運営に関わる。安定感のある和食も去ることながら、作り手の想いとストーリーある食材と向き合い、食べ手の驚きや発見もスパイスに、紡ぎ出される料理に、喜びを感じる人多し。

http://hibinoyohaku.jugem.jp/


 


event 03

オオカミのカレー道場破り

アートカレー部×南風食堂 *タイトル未定

3月25日(日) 17:00~21:00頃(売り切り御免!)

 

TRAUMARISのレギュラーイベント、アートカレー部の道場破りを行います。

嘘です。そっと仲間に入れてもらってカレーをつくります。

 

・入場料(カレー1セット+1ドリンク):1,500円

 カレー替え玉 100円

 ごはんおかわり 200円

 ドリンク 500円~

 

・予約:info@traumaris.jp

 

出場部員

アートカレー部 出品作家

河原三紀(ザ・ビークル)、吉田剛(ザ・ビークル)、伊藤嘉朗(建築家)、田中英樹(イラストレーター)、細川英一(「美術の窓」「アートコレクター」誌編集)

アシスタント:住吉智恵(TRAUMARIS)

マネージャー:笹原友香(ユカササハラギャラリー)

 

ゲストカレー(道場やぶり)

南風食堂、以下調整中 Sai(フォトグラファー)、東泉一郎(デザイナー)

 

アートカレー部

カレーをこよなく愛するアーティストや美術関係者が集まり2010年発足。

自分の家の自慢カレーを制作する部活動を続けている。品評会であるイベント「カレーの市民(カリ)」ではゲストの講評によりMVC(Most Valuable Curry)に輝いた者は部長に就任、TRAUMARISにて個展開催(1週間のメニューに登場)。

 

website

http://artcurrybu.tumblr.com/

twitter

http://twitter.com/artcurrybu

facebook

http://www.facebook.com/artcurrybu/

 



event 04

ケモノのあなた、ケモノのわたし

かぶりものオオカミ会議

4月1日(日)16:00~20:00

 

たとえ見た目だけでもオオカミに近づけば、なにかわかることがあるのでしょうか。
そこから見た風景は普段と変わって見えるのでしょうか。

南風食堂・三原が友人と震災以降に始めた東北ー東京をつなぐ、食とこどものプロジェクト「まんまる」でもお世話になっている超絶着ぐるみ師の露木たぬきさんを先生に、着ぐるみ、は、難しくてもオオカミのかぶりものをチクチク制作。

そしてマイオオカミかぶりものをかぶって机を囲み、会議を行います。
(会議内容も当日の話し合いで決定していきます)。

 

露木たぬき

動物をモチーフにしたモフモフの着ぐるみを縫ったり着たりしています。

blog : http://kigunumi.blogspot.com/

 

・2,500円(オオカミかぶりもの材料費込・1ドリンク付き)

 当日制作したオオカミかぶりものはお持ち帰りいただけます。

・定員20名/要予約:info@traumaris.jp


 


event 05

BAR 時間の拡大

時間の話しかしないBAR

4月6日(金)18:00~

 

2010年にSUNDAY ISSUEで2日間行われた、お客さんが時間の話しかしない謎のBAR
“時間の拡大”が復活します。

前回の“時間の拡大”では「時間に目をくらまされてはいるが、本来すべての出来事は同時に存在するのでは?」「すべてに向かって流れる“時間”があるのでは?」など、かなりの核心まで近づいたこの企画。

今回は、特別に時間以外に宇宙・記憶・次元などの話も可。

疾走する妄想! 錯綜する時間の拡大!

「わたし、ごはん食べてる時間が一番スキ~~」そんなゆるい話でもOKです。
四方山時間話にグラスを傾けに来てください。

写真協力:ただ(ゆかい)
 

・予約の必要はありません/ドリンクは有料です

・前回、ポートレートを撮影させていただいた方:2010年~の時間についてのインタビューを させてください。お礼に1杯サービスします。


 


event 06

オオカミたちの遠吠え

詩の朗読会

4月7日(土)19:00開場 20:00開演

 

言葉を音として口に出して発すると、その響きがまた別の世界を開き、新しいイメージとつながることがあります。

オオカミたちの遠吠えでは、鉄割アルバトロスケット主宰・作家の戌井昭人さん、詩人の六弦詩人 義家さんをお迎えし、詩の朗読会を行います。

オープンマイク時間もありますので、お好きな詩を1編持ってのご来場も大歓迎です。

 

・2,000円(1ドリンク付き)

・定員50名/予約:info@traumaris.jp

 

戌井昭人 

1971年、東京生まれ。小説家、劇作家、役者。奇天烈&オフビートパフォーマンス集団「鉄割アルバトロスケット」主宰。寸劇、不条理劇、音楽、パフォーマンス、ダンスなどをふんだんに盛り込んだショートショート20~30連発の舞台は老若男女に支持されている。2009年に小説『まずいスープ』で第141回芥川龍之介賞および第31回野間文芸新人賞の候補、2011年に『ぴんぞろ』で第145回の芥川龍之介賞候補となる。

 

六弦詩人義家

詩、作曲、ギター、プログラミングを手掛ける。耽美な詩と幻想的な音を融合させた独自の表現形態を確立。2009年横浜赤レンガ倉庫で作家・J-WAVEナビゲーターロバートハリス等と共演。鮮烈なデビューを飾る。現在、下北沢DaisyBarを拠点にライブ活動を展開中。2011年代官山山羊に聞く?」で初のワンマンライブ。

六弦詩人義家Blog真夜中の残響
http://yoshiie-kouno69.cocolog-nifty.com/blog/

 



event 07

押忍!お弁当!

押忍!手芸部部長が亭主をつとめるお茶会「息継庵」

4月8日(日)開場 18:00 開宴 19:00

 

金沢21世紀美術館での「自画大絶賛(仮)」展も大好評だった

押忍!手芸部部長・石澤宗彰による茶会「息継庵」の食事を南風食堂が担当します。

 

主宰:茶頭 息継庵 石澤宗彰(押忍!手芸部・部長)

   TRAUMARIS アートプロデューサー 住吉智恵
 

食事:南風食堂

 

御代:6,000円也(食事・茶席)*ドリンク別

定員10名/要予約:info@traumaris.jp


 


event 08

完全大逆走、あるいは銀河に漂うふたつの光

オオカミと娘 クロージングパーティー

4月15日(日)18:00~22:00

 

本展で制作した祭壇はもともとインドネシアのジョグジャカルタでつくられたひとつの屋台でした。数年前、縦2つに割かれ、半分は南風食堂に、もうひとつはCOLORgungという名義で活動する2人組の手に渡りました。

今回、バラバラに別れた2つの屋台が、2つの祭壇に姿を変え、同じ場所で再び出会い、それまでの時間の逆走が始まります。そんな逼迫した状況を横目に、展示の終宴を祝い、ただただ馬鹿みたいに笑って飲もうではないか、と。そういう主旨であります。
 

COLORgung

http://colorgung.blogspot.com/

 

・予約の必要はありません/ドリンクは有料です

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

※本展会期中「オオカミと娘」という、映像と音声が付く料理を1品用意します。
 週替わりで料理の内容は変わりますのでお楽しみください。

 映像制作協力:AKASHIC http://vj-akashic.tumblr.com/

 

※本展会期中、映像「オオカミと娘」DVD、南風食堂ZINE「西瓜が見せた夢」
「絵が語る」、 オリジナルステッカー、南風食堂特製てぬぐいを販売します。

 ZINE「西瓜が見せた夢」「絵が語る」はアートユニット20TN!の浮舌大輔君が
 デザインを担当してくれます。

 

※会期中、いくつかTRAUMARIS主催のイベントやパーティがあります。 
 その準備や開催中、ゆっくり展示をご覧いただけない時間帯があります。
 
 スケジュールをご確認の上、お越しいただければ幸いです。

 

3月23日(金)20:00~22:00 

パーカッショニスト・ヒデローほかのライブがあります。

 

3月30日(金)20:00~23:00 

パーティが入っていますがご自由にご覧いただけます。

 

4月1日(土)20:00~24:00 '

アートフェア東京クロージングの80s DJ&VJパーティです。
ご自由にご来場いただけます。

 

4月2日(月)~5日(木)11:00~18:00 

ファッションデザイナー、志賀亮太さん、umemuloの展示会がありますが、
ご自由にご覧いただけます。

 

4月4日(水)20:00~ 

パーティが入っていますがご自由にご覧いただけます。

 

 

 

オオカミと娘.jpeg

 

 

 

_南風ロゴ_最�__%1B%28B_1.jpg