荻野僚介 春の絵画展

 

 
荻野僚介 春の絵画展
 
3月29日(火)〜4月10日(日)
 
 
スペシャル企画
「絵描きの夜噺 O-JUNさんと絵の話をしよう」

 4月9日(土)
 18:00から話が尽きるころまで。

 チャージ:500円+ドリンクオーダー

 安直な「深読み」を潔くさえぎり、
 きっぱりと、せいせいと、絵画と向き合う姿勢を
 荻野も私も尊敬してやまない画家、O-JUN 。

 土曜の夜、そんなO-JUNさんを囲んで、
 絵を語るテーブルをもうけます。
 かたくるしいレクチャーはよしにして、
 ざっくばらんに絵を描く歓び、絵を見る愉しさを
 再発見する談話室、気軽にお立ち寄り下さい。


 (TRAUMARIS アートプロデューサー・ライター 住吉智恵)

 
 
ogino_DM.jpegのサムネール画像
 
 TRAUMARIS|SPACEでは、
 
 1998年の初個展より注目してきた、
 
 荻野僚介の絵画展を開催しております。
 
 
 抽象絵画の切れ味のよさと、具象絵画のもつ親しみやユーモアを、
 
 “いいとこ取り” であわせもつ荻野の作品世界。
 
 春の萌しとともに、軽やかで、せいせいとした展示空間をつくりだしました。
 
 丁寧に吟味され、整えられた色面構成のなかに、
 
 どこからともなく現れた謎めいた図形が “鼻歌を口ずさむように” 鎮座する、
 
 その緊張と弛緩のバランスが、荻野の持ち味。
 
 気持ちのよいところギリギリの限界まで、
 
 要素を削ぎおとし、小粋なズラしの技をきかせた
 
 色とかたちのヴィヴィッドなセンスにご注目ください。
 
 
   「僕が『やりたいこと』『描きたいこと』というのは
 
    『声量のない大声』っていう感じかなあと。
 
    『言いたいこと』、それから『言う』という行為は、
 
    さらにその先っていう気がしています」
 
    (荻野僚介 2000年)
 
 
 
 荻野僚介 OGINO RYOSUKE
 
 1970年 埼玉県生まれ
 1993年 明治大学政治経済学部政治学科卒業
 1998年 Bゼミ・スクーリングシステム修了
 
 個展
 
 1998年 後藤美術館
 
 1999年 T&S
 
 2000年 「project N 02」東京オペラシティアートギャラリー    
       「アートイング東京2000:16×16」
       企画・主催 セゾン現代美術館 セゾンアートプログラム
 
 2008年 「空中剥製」文房堂ギャラリー
 
 2010年 「still life」Showcase/MEGUMI OGITA GALLERY
 
       「荻野僚介展」NEWPORT
 
 グループ展
 
 1997年 「エキノコックス」目黒区美術館区民ギャラリー
 
 1999年 「ダブル・ポジティブ」スタジオ食堂
       「ミニマリズム/ネオ・ミニマリズム」ギャラリー手
 
 2000年  「佐賀町2000『希望の光』」佐賀町エキジビット・スペース
       「コラボレーション」アッシュ・アー・ドゥ
 
 2001年 「VOCA展2001 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」
       上野の森美術館
       「板津リトグラフ工房展」カスヤの森現代美術館
 
 2007年 「壁ぎわ」KABEGIWA/武蔵野美術大学構内
       「もっとテキーラくれ」ギャラリーニモード
 
 2008年 「もっとテキーラくれくれ」ギャラリーニモード
       「Moeglichkeit(メークリヒカイト)」ラディウム-レントゲンヴェルケ
 
 2009年 「掌9」ラディウム-レントゲンヴェルケ
 
 2010年 「マスキングと絵画」KABEGIWA/武蔵野美術大学構内
       「シブヤ ペインティングス」ギャラリーニモード
 
 2011年 「New Vision Saitama 4」埼玉県立近代美術館
       「テキーラオールスターズ」(開催中 ~5/14)
        ギャラリーカフェニモード
 
 
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「New Vision Saitama 4」2011年 埼玉県立近代美術館 展示風景 写真:松本和幸