3/20-21 eje「音溶け」

こちらのイベントは、アーティストの希望により、

延期させていただくことになりました。

日程がととのいしだい、お知らせいたします。

 

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eje 「音溶け」

 

 

  五感から染みわたり、浮遊しながら溶けていくなにか。

  それらは境目をうしない、自分自身も溶けていくような

  まどろみに引き込まれていきます。

  考えることをわすれて、感じながら味わう。

  「音溶け」は新しいひとときを与えるアートだと思います。

 

  三田村光土里(アーティスト)

 

 

TRAUMARISではアーティストユニット、

eje(エヘ)による2日間だけの

映像と、音楽と、お茶のもてなしのパフォーマンス

「音溶け」をすることになりました。

 

たとえば日本の茶道は、

限りなく完成形に近い様式美をもちながらも、

無限の可能性を秘めた総合芸術といわれます。

形式を超えて、新しいこころみをおそれず、

軽やかに枠組みをはずしてきたことが、

自由な発見をもたらしてきたことも知られています。

 

「音溶け」は1つの形式にカテゴライズするのが

むずかしく、またそれがみずみずしい作品です。

お茶のもてなしの一連の時間の流れのなかに

そのとき、その人だけの心映えの風景が見えてくる。

それが「音溶け」の、たどり着きたい場所です。

 

ギャラリーに吊った薄い蚊帳のなかで

2日間、30名の方だけが体験するひそやかな風景……

気になった方はどうぞおためしを。

 

TRAUMARIS アートプロデューサー/ライター

住吉智恵

 

 

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{音溶け}

 

あなたには、あなたの蚊帳に入っていただきます

そこに1杯のお茶が注がれ、茶葉は徐々に染み出します

 

でもね

 

染み出したのはほんとうにお茶だけかしら?

 

 

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eje (エヘ)とは

 

人は、いつも見ている空にも、

音楽を付けただけで涙することがあるそうです。

という事は、ある事物は、

それ単体ではまだ皮相にすぎないのではないか?

その関係性を見いだした体験者の感情こそが本質ではないか。

 

ejeとは「軸」を意味します。

 

空と音楽の関係性を体験した体験者の感情こそが軸であり、

空はただの皮相に過ぎない。

 

私たちejeは、作品ではなく

体験者の感情を軸として試行していきます。

 

http://www.e-j-e.com/

 

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日時:3月20日(日) 19:00

     3月21日(月祝)15:00/19:00

お代:2000円(1ドリンク込み)

定員:各回10名(うち2組は2人用蚊帳)

    *ご予約の際には 1)日時 2)1人用蚊帳かあるいは2人用蚊帳か、を
     お伝えください。

予約:info@traumaris.jp

 

 

*この作品は、NADiff Window Gallery(1Fエントランス)で

 インスタレーションを展示中の「ON ZA LINE」による

 植物を象った白磁の器とコラボレーションします。

 

 NADiff Window Gallery vol.12

 ON ZA LINE

 『The Garden as Science Fiction』

 3/27(日)まで

 

 企画協力:作本潤哉(sakumotto) 

 www.sakumotto.jp

 

 ON ZA LINE

 

 小玉清美と倉橋愛の二人組。陶磁器を主な素材とする作品は

 立案から完成まで二人のアトリエで作られる。

 今までのところネックレスやリング、コップ、ランプシェード

 などから構成されたコレクションを発表。

 作ろうとするものが何になるかということより、手に取った人

 に何をもたらすかを楽しみ、気分や感情、

 雰囲気といった時間的なものを作品に込めることを試みている。

 

 http://www.onzaline.com/

   http://www.nadiff.com/fair_event/window12_ONZALINE.html

 

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